11月19日、歴史講座の一環としてフィールドワーク「月山富田城を歩く」を開催しました。
戦国時代に難攻不落の山城として名を馳せた月山富田城を訪れ、参加者の皆さんには山城の工夫や歴史を体感していただく機会となりました。
前回の歴史講座で山根先生より山城の基礎を学んでいたこともあり、今回も併せて参加された方々には、理解をさらに深めていただけたのではないでしょうか。
当日は風土記の丘の高屋所長にご案内いただき、各所を巡りながら丁寧な解説を受けました。
特に、月山富田城の対面に位置する京羅木山を望む場面では、京羅木山から見下ろされるように感じられ、対面の一帯に城が設けられていたことを考えると、当時いかに脅威であったかを実感することができました。
さらに、山道を歩く途中では、秋の色づきはじめた木々が美しく、季節の移ろいを感じるひとときとなりました。
自然の景観を楽しみながら、城を攻める側・守る側双方の視点に立ち、山城の工夫と魅力を味わう貴重な機会となりました。




