12月15日に歴史講座を開催。今回は「出雲郷のルーツ」をテーマに埋蔵文化財センター所長池淵俊一氏に講演いただきました。
古墳時代の日本を取り巻く朝鮮半島の状況、その上で日本との関係がどうあったかを説明していただきました。
また、渡来してきた人々によってどのような技術が伝わってきたのか、どのような地域的特徴があるのかを詳しく説明していただきました。
東出雲地域ではまだ発見されていませんが、地名のルーツとなる可能性がある阿羅加耶様式の土器などが松江や出雲地域で発掘されていて、加耶地域との関わりがありそうということが分かっています。
当時の姿が明らかになることで、出雲郷の地名のルーツもさらに判明していくのではとこれからの研究・調査から目を離せません。
当日は、たくさんの方が参加していただき皆さん熱心に講義を聞いておられました。
歴史講座「アダカエ(出雲郷)ルーツを探る」
- 2024.12.25
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